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李は中国吉林省延辺の出身で、延辺大学で経済・商学を勉強して、中国系の旅行会社の招聘で、
人文・国際の留学ビザで来日したようです。
彼は朝鮮族です。
李なんて名前の人間は、延辺にはたくさんいます。
延辺大学にも卒業生にもたくさんいます。
だから李と名前を出します。
来日後は、日本語学校の職員や旅行会社を転々として働いていたようです。
日本の法律は日本語学校時代に親しくなった弁護士によく相談していたので、
入管の申請や取引先との契約書、会計処理やその他事務処理などは精通していました。
入管の申請作成などは日本語学校の日常業務ですので行政書士顔負けです。
彼は、源泉徴収代行サービスも彼が考案していますが、私も感心しました。
日本語学校の職員や旅行会社の社員をやる傍ら、主として留学生受け入れの裏稼業をしています。
送り出し人の中国側のブロカーは李の姉です。
李の姉は、スピードスケートの選手で、アジア大会で優勝するほどの選手だったようです。
李も李の姉も中国共産党員です。
延辺は中国共産党の発祥の地のようなものですから、
他の地域に比べて共産党の党員は多いようです。
姉が延辺で留学生を集めます。
福建省の蛇頭が名士であるように、
延辺でも名士のブローカーでないと人は集まりません。
姉はスポーツでの業績を説明することによって、
信用できるブローカーとして認めてくれたようです。
でもね、ブローカーを必要としない人や、
スピードスケートに興味がない人には、まったく無名です。
無名の者や有名な店や会社を経営していないと信用がないので、
ブローカーをやろうにも人が集まりません。
ですから中国でブローカーができるのは、それなりに名士なのです。
もっとも福建省のように名士の下で働くブローカーは別ですが。
姉が集めて、日本での交渉や日本語学校への送り込みは、日本にいる李が行うのです。
忙しい時は、毎日、成田まで迎えに行きます。
時には就労ビザの中国人も招聘します。
そのため、日本企業で中国人でも採用してくれる会社の発掘に余念がありません。
仲間内で情報交換です。
これが新華僑といわれる世代です。
ブローカーそのものは、中国では違法では無いようです。
ただ、営業許可が得られないので。
広告ができないと聞きました。
日本でも違法ではないと思います。
むしろ感謝していると思います。
ただ、報酬をもらう額が大きければ、
在留資格以外で収益を得るので、厳密には不法就労です。
当然、脱税するでしょうから税法違反です。
所詮、中国人の金が、中国人の間を回っているだけです。
金の回り方は、池袋北口周辺をみれば明らかです。
出回っている金は日本円です。
経済の勉強をしたい方は、一度行って見るべきです。
李は平成18年にR社に入社しました。
ソフト業界は好景気で大変な人手不足でした。
又、次々と人材派遣会社が設立され、多くの企業が上場していきました。
彼は、入社の前提として、自分は100人の技術者を集められる。
1人少なくとも10万円以上は稼げるから、最低でも月に1000万円の収益にする。
と言っていました。
それで固定給35万円に収益を歩合で配分する約束で入社しました。
彼は、当初は、日本にいる中国人、
朝鮮語を共通として同法の韓国人技術者を引き抜きして派遣していましたが、
なかなか集まりません。
同胞とて、そんなに甘いものではありません。
それで、平成19年ごろより、
主として中国福建省より技術者を集める作戦に切り替えました。
これなら中国人を100人集められると言っていましたが、
これも、簡単ではありませんでした。
それでも10人以上は招聘しています。
当時としては、すごい数です。
この頃、ソフトの派遣業界は、新卒を1000人採用は言うに及ばず、
大手になると数千人、中堅でも数百人はザラでした。
1年もすると大半が退職しますが、
新卒者を多く集めた会社が莫大な利益を得ますが、
新卒者でも獲得するのは困難な時代でした。
2、3ヶ月も教育しないでも右から左へと1ヶ月40万や50万円で売れた時代です。
これがリーマンショックで一変するのです。
でも一番多いのは中国人ソフト会社からの提携です。
派遣会社もたくさん設立されましたが、
開発会社もたくさん設立されました。
日本人のソフト会社から独立するのです。
しかし、技術者がいません。
日本にいる技術者が簡単に集まる訳はありません。
どうするか、
中国のソフト会社と連携するのです。
大連などのソフト会社の技術者は2、3年で海外など、
高給で雇用してくれる会社に移動します。
どうせ辞めるのですから、
日本にいる中国人のソフト会社と裏で提携して、
技術者を紹介するのです。
この受け入れによって日本のソフト会社が得る利益と折半するのです。
しかし、会社設立後、1年の決算書がないと、
入管は招聘を認めません。
それで、日本のソフト会社と提携して中国人技術者の招聘を依頼するのです。
日本のソフト会社は、中国人を招聘して、
提携の中国人ソフト会社の仕事を
招聘した中国人技術者にさせるのですから合法です。
これはうまく行きます。
人がたくさん集まります。
半年で50人以上招聘しました。
1年すると、この提携は消滅します。
中国のソフト会社が、直接招聘できるようになるからです。
李はこの技ができないのです。
延辺にもソフト会社がたくさんあるそうです。
でもすべて、韓国系の企業だそうです。
中国人に聞くと、
李はR社が招聘すると言って、
福清の新人技術者は、200万円ほどを中国のブローカーに払ったようです。
そのうち、李には1人100万円が払われたようです。
来日すると、半分の福清の新人技術者は、来日前に別のソフト会社と契約していて、
別の中国人ソフト会社に入社します。
理由は、R社より条件が良いようです。
残りの福清の新人技術者は、R社に入社しますが、
実際は、李が別の会社の仕事をさせます。
ここで彼は、中国人技術者からピンハネをするのです。
これは業界が超買い手市場だからできた技です。
それが、彼の考案した、源泉徴収代行サービスです。
新人技術者に実力以上の給与実績を付けるのです。
早く言えば、倍の給与収入実績を付けるのです。
源泉徴収票では、実績以上の給与収入があるように偽装することで、
メリットは転職交渉の際、報酬交渉を有利にするのです。
勿論、税金は実績以上に払いますので、税務署としては大歓迎です。
これがバレるのは、しばらくして、
李がピンハネしているのが福清の新人技術者にバレて大騒ぎになるのです。
福清の蛇頭が動いたかどうかは知りませんが、
逃げるようにして、延辺に逃げ帰るのです。
延辺に逃げ帰えれば、延辺の共産党が守ってくれます。
リーマンショック後、ソフト業界は不況ですから、安静です。
技術者が大量に必要な仕事は、オフショア開発で中国に行っています。
中国で開発するから、日本には、大量の技術者は必要ありません。
それでも、開発が活況になると、臨時的に技術者が不足することは、十分ありえます。
そのときは、
中国人のソフト会社に外注に出すことです。
受託でも、
派遣でもです。
日本人には、彼らをコントロールすることは、
不可能といえます。
想定外のことを、次々とやってくれます。
個人が絡んでなければ、入管法は関係ありません。
法人契約であれば、日本の会社との契約と同じです。
共産党の国が、
資本主義経済をやると、
普通の資本主義では考えられないことばかりです。
普通のとは、民主主義社会での資本主義です。
民主主義がわからない、
共産党という金権主義の資本主義は、
とんでもないやからばかりです。
日本は、共産党だけには天下を盗らせないことです。
頑張りましょう。